2018年1月15日月曜日

銅版画家 三浦麻莉乃の世界

手仕事専科には、美術工芸の部門があります。
伝統工芸品をご紹介・販売する目的のサイトですが、美術工芸作家もご紹介することになりました。
先にご紹介した現代津軽こぎん刺し作家貴田洋子氏や、油絵画家片桐剛氏と同じく、銅版画家三浦麻梨乃さんもその土壌を一緒にしています。
美術工芸の美は、伝統工芸の美と通じるものがあります。
随分以前から、ご紹介することになっていましたが、やっと頁が出来上がりました。
当方の都合から、遅れてしまいお詫び申し上げます。

今回、銅版画家三浦麻梨乃の世界として、彼女をご紹介します。
50点もの作品群ですが、いずれも彼女の世界観が、作品に現れています。
野山や野原に目を投じると小さな生き物たちが息づいています。
昆虫や蛙などの両生類、小動物たちです。
彼女の作品を見ていて、ビアトリクス・ポターのピーターラビットを思い出しました。
ポターの子供の頃の兎や小動物の世界です。

「ささやかな幸せ」。
見ていると小動物たちの世界を私たちに楽しく 思い起こさせてくれます。
誰もが過ごした子供の頃の体験からの思い出です。
蛙や昆虫たちを追いかけ回して、一日遊んでいました。
もう、遥か昔のことで忘れてしまったでしょうか。
私の好きな作品を数点ご紹介します。
次回からは、シリーズで、彼女と作品群をご紹介しますので、
お楽しみにしていてください。

銅版画家三浦麻梨乃のコンセプト
銅版画により表現するテーマは、「ささやかな幸せ」です。
それを小動物や草花に重ねて「小さな命の物語」を描いています。

私は動物のしぐさや表情に癒され、勇気づけられもします。
気づかぬほど自然に繰り返す営みの中に大切な事があると、そっと諭してくれるのです。
銅版画の小さな画面は小動物のぬくもりを表現するのにとても相性が良いと感じています。

手仕事専科 http://tesigotosenka.com
銅版画家 三浦麻梨乃 http://tesigotosenka.com/marinomiura.html#2004


お見合い
額サイズ
 八つ切ヨコ (27.2×33.3cm)
 ■作品コードAC-03704■
かくれんぼ
額サイズ
 八つ切タテ (33.3×27.2cm)
 ■作品コードAC-03403■
上を向いて
額サイズ
 四つ切タテ (45.4×37.8cm)
 ■作品コードAC-03301■
銅版画家 三浦麻梨乃
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