2015年9月10日木曜日

日光下駄と山本政史

手仕事専科には、日光下駄が、在ります。
日光下駄は、現在数人の職人さんがおいでですが、倉田監(くらたつよし)氏と山本政史氏です。
下野手仕事会という40年以上の歴史を持つ職人の会が栃木県には、在ります。
元栃木県立博物館の初代学芸部長の尾島先生が顧問として、お作りになられた会です。
その尾島先生もこの2月に逝かれました。
”巨星落つ”です。
手仕事専科をスタートさせる際に先立って、下野手仕事会の新年会にご挨拶で参加しましたが、その際に彼を知りました。
長いお付き合いになりますが、いつ会っても黙々と日光下駄のことを語り、作り続けておられます。
下野の手仕事の紹介のビデオがあります。
この中で、山本氏は、日光下駄をこのように述べています。
日光下駄をつくる際に常に考えていること。)
1.履き心地が良い。
2.耐久性が良い。
(日光下駄の良さ)
・竹の子の皮でつくる。
・草履でつくって、麻糸で縫いつける。
・手作り品であり。

日光下駄です。
https://www.youtube.com/watch?v=LyAh2ZgjFwE
https://www.youtube.com/watch?v=o8Yh9-L7tas

 

--------------------------------隋想舎「下野の手仕事」より--------------------------------
日光下駄は、日光山の神域境内の履物として作りだされたものである。江戸時代神域境内に入るものは、草履に木の台をつけた「御免下駄」に履き替えたものであるが、この台木は、コの字型をした履きにくいものであったので、明治時代の中頃には、台木を普通の下駄に似た形にしたものが作れるようになり、この御免下駄の改良型がその後市民に愛用されるようになり「日光下駄」と称されるようになった。
  昭和40年代には、日光下駄職人の後継者不足が心配され、日光市では、後継者育成の積極的に図るようになったが、第一回目の研修生の一人が山本政史さんである。日光下駄という伝統文化継承の重みに耐えながらも見事日光下駄職人となった。
日光下駄の主な材料は、台木と草履に編む竹皮、鼻緒に用いる真綿木綿に野州麻などである。

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