2014年12月31日水曜日

穢れを祓う「野州大麻、祝い大麻飾り」

大麻の繊維が、穢れを祓うという考え方は、神道によります。
大麻の植物が、日本に伝わったのは、古代になるといわれます。
詳しくは、林博章著の「倭国創生と阿波忌部」をご覧ください。
その成長力、蒔いた種が、わずか数カ月で3mもの大きな草に育ちます。
その種は、食物としては、生理的機能性を持ち、油もとることができます。
また、その繊維は、強靭な紐にもなり、編むことで寒さを凌ぐ衣にもなります。
かつての古代人には、麻は、すぐれた自然の恵みだったと思われます。
手仕事専科をスタートした時には、それらのことを知らずにおりました。
県の産業課が開いた「21世紀シンポジウム」で、野州麻紙工房の大森氏をご紹介いただいた時からでした。
そして、それらの古代から続く麻の歴史を知るにつれ、その魅力を伝えたくなりました。
現在では、自然布、和の文化として見直しされつつあります。
さらに、アメリカの戦後統治政策によって、天皇家がつかさどる麻を麻薬として、卑しめた歴史をしりました。
とても残念なことです。
わたしたちは、善としての西欧を教育されてきましたが、懐疑的な目で、歴史の裏側を知るべきだと思います。
今、手仕事専科では、野州大麻お麻もり祝い大麻飾りのご注文が、続いておりました。
新年をむかえての行事です。


野州大麻(やしゅうおおぬさ)
初夏に種をまき8月末には、
刈り取ります。
育つときは、一晩で30cmといいます。
お麻もり
祝い大麻飾り
(いわいおおぬさかざり)
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2014年12月24日水曜日

獅子舞の手ぬぐい(注染)-㈱中川染工場

手仕事専科には、「注染」の手ぬぐいがあります。
江戸浴衣や手ぬぐいの染を行っている㈱中川染工場です。
別名”宮染”とも呼ばれています。
注染は、明治時代に開発された染の技法ですが、日本人のすぐれた芸術的感性に適った染といえるでしょうか。
高度経済成長期には、経済と同様に盛況でしたが、低成長時代に入るとコスト一辺倒の経営手法が優先されたからでしょうか。
その染の風合いを理解されることが、少なくなりました。
プリント地と比較してもらいたいものですが、天地ほどの差があります。
一回こっきりの使い捨ての時代ではなく、資源を有効に使う時代になりました。
ものを大切に”もったいない”の心をもって、手仕事を見て欲しいと思います。
先日訪ねた中川染工場では、正月の獅子舞の手ぬぐいが、洗って乾されていました。
この手ぬぐいから、和物雑貨を創ってみたいものです。
写真でご紹介いたします。
ご覧ください。
(注染)
注染(ちゅうせん)とは、模様を染める技法のひとつ。主に手拭染色に使われる。布に型紙で染めない部分にを付け、乾燥後に染める部分に土手を作り、その土手の内側に染料を注いで布を染める。一度に多色を使って染めることができる。染料は布の下側に抜けるため、布のまで染まり、裏表なくが鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされる。の手拭や浴衣などの伝統産業伝統工芸)で現在も広く使われている。
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2014年12月1日月曜日

正月の干支づくりの下川原焼土人形

手仕事専科には、津軽の民藝といえる「下川原焼土人形」があります。
津軽、弘前に7年を過ごしました。
津軽は、裕福な土地柄です。
1箱のりんごが、昭和の高度成長期には、¥7,000で取引されたといいます。
そして、穀倉地帯です。
わたしの赴任した「星と森のロマントピアそうま」は、相馬村の第3セクターでした。
ハンサムな男性が、多くてびっくりしました。
彼らの言うのには、相馬男に目屋女といい、相馬村の美男にたいして、目屋の女性は、小顔で美人です。
林檎畑でほっかむりして働く女性は、本当に美人でした。
そんな津軽の悪戸地区の下川原焼土人形は、寒冷地の冬の玩具制作です。
春先には、秋田県の方に売りに歩いたと聞きます。
わたしのお取引の阿保正志さんは、因縁の方です。
ページを見ると分かりますが、ロマントピア時代に施設のモニター会員として、地元の方々を募りましたが、阿保さんのお母さんにご協力いただいておりました。しっかりとしたご意見を持ち、随分とアドバイスを頂戴いたしました。
金魚ねぶた製作者の山内和人さんから、ご紹介いただいて阿保正志さんを訪ねて、はじめて、そのことが、分かりました。
下川原焼土人形作家の阿保正志さんが、息子さんということに因縁を感じています。
ちょうど、これからの季節は、干支と春先のひな人形にご注文が殺到します。
写真で、ご紹介いたします。

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2014年11月26日水曜日

干支「未」づくりにいそがしい小砂焼 藤田製陶所

昨日は、手仕事専科の工房・小砂焼 藤田製陶所に伺いました。
人気の金結晶、鉄赤の小砂焼です。
小砂焼は、益子焼よりも古く開発された窯ですが、180年からの歴史を持っています。
水戸藩主、徳川斉昭が1830年(文政13?)藩主になった翌年に、殖産興業政策として、陶土を探させ、同年、12/10に小砂に陶土発見が、発見されてからです。1841年、唐津より、陶工 伝五郎を招き、1851年(嘉永4)大金彦三郎により御用瀬戸試焼開始 (小砂焼の始まり)されました。
今でも、無尽蔵といえるほどの陶土があります。
師走を迎えて、季節の風物詩ともいえる干支つくりで、忙しい最中でした。
来年は、ひつじ年です。
仕事にいそがしい藤田真一さんを写真に収めました。
小砂焼は、八溝山中の小口川の谷間に開けた田園地帯馬頭町小砂町に
伝えられている焼物である。
 浜田庄司の益子焼に隠れて、あまり知られていないが、歴史は益子焼よりも古く、
その伝統技法に黒釉に黄金色の結晶斑点、俗に言う「金結晶」がある。
6代目当主の藤田眞一氏は、優れた陶芸家でもあり、また、経営者でもある。
体験館の整備や商品に対して職人としての心意気ある方である。
訪れる者は、その焼物とお人柄に味わい深い時間を過ごされると思う。
                  -隋想舎「下野の手仕事」より-
  

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2014年11月24日月曜日

X’mas Gift のストラップ

ストラップは、現代人には、必要不可欠かもしれません。
というのは、携帯電話やスマートフォンには、何らかが付いていないと寂しいからです。
それぞれにちょっとしたこだわりで選んでいるのでしょう。
わたしの手仕事専科にも工房がたくさんありますが、それぞれに独自のストラップ商品をお持ちです。
飲食店等でもノベルティとしてプレゼントされることもありますが、やはり、”こだわり”が、在りますね。
X'mas を迎えて、義理のプレゼントもあるでしょうが、すてきな人には、それなりの想いを込めて、贈りたいものです。
手仕事専科から、これはといえる「ストラップ」を選んでみました。
間々田紐 
原木細工丸太絵 
小砂焼藤田製陶所
麻の葉工房
木工房ヒロ
大麻博物館
奥会津編組細工
下川原焼土人形
津軽こぎん刺
京竹昇龍ストラップ(金・緑
¥5,000
 全長13cm 組紐7cm
 ■商品コードS-16007■ 
ストラップ(右)  
¥1,000
 径3.5cm  
■商品コード
 S-26005-1■ 
ストラップ(左)「黒」
¥1,200
 焦がし 径3.5cm  
■商品コード
 S-26005-2■
ペットストラップ  ¥1,500
 径3.5cm  
■商品コード
 
S-26041■
・フクロウすとらっぷ  ¥800
 長12cm
 ■商品コードS-14b016-2■
 
ストラップ   
¥1,800
 Φ27mm×h6mm

・麻紐6cm
 ■商品コード S-36004■
 
肉球ストラップ
¥1,160
 w32×h27×厚15
 紐 80
 
退麻ストラップ(短)    
¥1,720
 w85mm 紐 50mm 

球は、木。 
会津麻加工技術使用。
 ■商品コード S-32001■
   
・ダイヤモンド網代編ストラップ  
  ¥1,600
 13cm φ3cm
 ■商品コード A-21303■
 
・鳩笛ストラップ   1個     
 ¥600
 「赤」
 ■商品コード T-17088■  
  「青」 ■商品コード T-17089■
 「白」 ■商品コード T-17090■
    「紫」   ■商品コード T-17091■   
草木染すとらっぷ(桜)
 ¥1,100
 横8cm×巾1cm
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年越しの「椀もの」と「ラーメン鉢」

手仕事専科には、漆器工房がいくつかございます。
その中で人気なのが、布着せの意匠で知られる「漆器工房鈴武」です。
この意匠は、昔からの漆器の技術ですが、漆器工房鈴武の鈴木誠一郎氏は、独自の意匠として確立されました。
従来の伝統的意匠の蒔絵が、飽きられている中で、布着せは、斬新な印象を持ちます。
これは、わたしの物ですが、若い方々には、如何でしょうか。
シンプルな、漆の持つ色調に布着せは、現代生活には、落ち着きを与えるのかと思います。
旧来の日本建築のもつ静寂さは、現代建築の洋風化したシンプルさとは、若干異なりますが、それでも布着せの漆器は、似合うように思います。
師走が、近づくにつれて漆器の御注文が、増えています。
年越し蕎麦の漆器椀、そして、サライ(文化人の月刊誌)で有名な「ラーメン鉢」です。
安価なmade in China に代表される漆器ではありません。
ご紹介いたします。
・色彩夫婦汁椀(対)
¥8,750 
横11.8cm×高7cm
■商品コード A-01103■
 
・紅布着 ろくろ椀 
¥5,650 
横13.3cm×高9.2cm
■商品コード A-01042■
・紅布着 ラーメン鉢(大) 
¥10,000 
径21cm×高8cm
■商品コード A-01044■
 
・紅布着 ラーメン鉢(小)  
¥8,750
 径18cm×高7.6cm
■商品コード A-01043■
 
・縄文根来塗 ラーメン鉢(大) 
¥16,800 
径21cm×高8cm
 ■商品コード A-01068■
・縄文一汁三菜根来   
   ¥30,000
 径13.3cm×高12.5cm
 ■商品コード A-01066■ 
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2014年11月23日日曜日

お薦めのX'mas Gift 原木細工丸太絵

11月に入って、かなりの時間を手仕事専科(ホームページ)のメンテナンス(情報の訂正)に費やしました。今日は、那須高原にある原木細工丸太絵です。
インターネットで、商品「物」を販売することは、いろいろと勉強になります。
当初4年前にスタートした時は、工房の方も相談をお願いした方も「売れないよ!」「売れるまでに3年はかかるよ」と教えていただきました。
私自身もスタートが、素人でしたので、売れるとは、おもわずにいました。
ホテル業で、永年を費やし、ホームページ作りもブログの経験したことがありませんでした。
業務の中で、マルチプランと一太郎、そして、ワードとエクセルと扱うぐらいでしたので、ホームページつくりは、思いもしませんでした。
しかし、ホテル業をリタイア(退職)し、何をやろうかと思いあぐねていたときに思いついたのが、永年関わってきた人々「下野手仕事会」や津軽の工芸品(弘前こぎん研究所ブナコ宮本工芸等)の方々でした。
会津の漆器工房鈴武さんもおいででしたので、職人さんを知っているのが、わたしの唯一の、そして、すばらしい財産でした。
工房の方々に「インターネットで手仕事品を売ろうと思うけれども、どうでしょうか。」と相談をしたところ、ひとつ返事でした。
「八田さんなら、いいよ!」でした。
感謝です。
それからが、ホームページ作りが大変でしたが、思い起こすとそれぞれの工房の写真撮りにあるいて、実際にホームページ作りは、2ヶ月位で完成しました。
期限を決めたのが、功を奏した理由です。
亡き母の誕生日が、4月8日でしたので、その日を会社の設立記念日にしたからです。
試行錯誤の末に4月20日にアップできました。
初めてのご注文が、11月です。
半年を有していますが、現在では、月に50件を超えるご注文となっています。
手仕事専科の強みは、その「コンテンツ」です。
今年は、1,200万円を目標にしていますが、どうでしょうか。
ここ数年先の目標は、1日5件、月に150件のご注文としています。
さて、原木細工丸太絵ですが、いずれもすてきな作品です。
手づくりのギフトになります。
Christmas giftに最適の商品です。
いくつかをお薦めしますので、ご覧ください。
ゆり  ¥13,400
 径25cm×厚1cm
■商品コード S-26039■ 
ゆり  ¥114,000
 径75cm×厚10cm
■商品コード S-26182■ 
ペットストラップ   ¥1,500
 径3.5cm  
■商品コード S-26046-2■
ペット丸太絵     ¥3,400
 径13cm×厚1cm  
■商品コード S-26046-1■
ペット丸太絵 ¥13,400
 横40cm×高15cm×厚1cm  
■商品コード S-26074■ 
・「勝グリストラップ」¥1,200
 横2.5cm×縦1.5cm
■商品コード S-26192-3■
原木細工丸太絵の
平井良児さんと淳子さん
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2014年11月20日木曜日

益子焼の作陶家 神谷正一氏(故人)のこと

手仕事専科では、沢山の作陶家をご紹介していますが、人気の作陶家は、神谷正一氏(故人:2014.5月没)でした。
そして、当時しのはらの里子さんは、いまどき、作品の価格が値上がりしているのは、神谷さんの作品ぐらいだと仰っていました。
益子焼を手仕事専科に選ぶのに「しのはら」の棚から、自分好みの物を随意に選びましたが、その中で、一番多かったのが、神谷正一氏の作品でした。
その時まで、神谷正一氏を知らずにおりましたので、わたしの選択眼に適ったのでしょう。
わたしが、男性だからでしょうか。
それでも神谷さんを御贔屓にする多くは、女性の方々でした。
その後に思ったのは、男性の目と女性の目(特に主婦として)の目がことなることでした。
炊事をしない男性は、器の機能性のことをあまり気にしません。
女性は、器の重たさやお料理の盛りつけ具合などを気に掛けます。
コーヒー碗もそうです。
器の大きさ(容量)、唇に当たる感触、かき混ぜた時のスプーンのあたる音等に拘ります。
コーヒー碗はとも角として、炊事をしない男性は、見た目だけで判断しているのかもしれません。
その意味では、神谷氏の作品は、置いて見る陶器かもしれません。
好きな器でしたので、その後、自家用にずいぶんと購入しましたが、生活雑記としては、重たいかなと感じました。
また、意匠が、美しく温かくすばらしいのですが、日常使うには、もったいなさすぎるのです。
女房の云うのには、良い物は、記念日に時たま使うもので、日常の物は、ほどほどの物がいいといいます。100円ショップとは、思いませんが、手づくりの気に入った意匠の”ほどほど”の物です。
しかし、その神谷氏もご病気をなされて、一時回復して、作陶を始めたと聞いておりました。
喜んでいた矢先でしたが、今年の5月に亡くなられました。
しのはらの里子さんが、懇意にされておられましたので、ずいぶんとお力落としになられたものと存じます。
神谷正一氏の作品をずいぶんとお持ちですので、これからもご紹介できるかと思います。

皿流入中柿 
径230mm×高45mm
・長角鉢(小)梅文  
横125mm×巾95mm
・コーヒー碗・皿丸紋流            
 カップ径78mm×高75mm
 皿径150mm×高30mm
ジョッキゴス 径100mm×高130mm
・ジョッキ流文 径100mm×高120mm
・花瓶四角梅文 □径160mm×高200mm
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