2011年7月31日日曜日

あじわいの「津軽裂き織り」の紹介

 今回、6月に下野・会津・津軽 手仕事専科津軽裂き織り工房萌木ポンテに伺いました。その際に色鮮やかな裂き織の商品を撮影して参りましたが、その商品の味わいに感動し、ご紹介したいと思いました。

 裂き織商品は、帯であり、また、バッグ類となります。これらは、手元にある商品も良いのですが、受注による製作をお勧めします。ご希望の型と裂き織の色とデザインをお問合わせ頂くことで製作を承ります。
・半幅帯(紫)       ¥25,000
 (布)綿 横380cm×巾15cm
 ■商品コード  T-06015■

・半幅帯(ピンク)    ¥25,000
 (布)綿 横380cm×巾15cm
 ■商品コード  T-06016■
・半幅帯(柿渋染)   ¥35,000
 (布)絹 横380cm×巾15cm
 ■商品コード  T-06017■

・バッグ(赤系)     ¥6,800
 (布)木綿 横19cm×丈22cm×まち4cm
(内P)横11cm×丈12cm
 ■商品コード  T-06014■
・バッグ(青・市松)   ¥30,000
 (布)木綿
横40cm×丈29cm×まち10cm
 ■商品コード  T-06302■
 
・トートバック(赤系縞) ¥23,100
 横42cm×丈23cm×巾4cm
 ■商品コード T-10021■
・トートバック(茶系二縞) ¥23,100
 横42cm×丈23cm×巾4cm
 ■商品コード T-10022■
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株式会社とぴい企画
080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp

ぜんまい糸の「名古屋帯」

 今回、下野・会津・津軽 手仕事専科裂き織り工房「ポンテ」の取材で弘前まで伺いましたが、その中に名古屋帯を織られる方があり、商品としてアップいたしました。津軽在住の水田久美子さんの織られた帯ですが、ぜんまい糸を紡いて織られるわけですが、驚きです。

 いろいろと調べてみました。
●「名古屋帯(なごやおび)とは日本の女帯の一種。明治以降に普及。考案した名古屋女学校(現在の名古屋女子大学)の創始者越原春子が名古屋で開発したので、このような名前となった。体に巻きつける部分(前帯)を最初から半幅帯のように折りたたんで縫い付けてあるのが特徴で、お太鼓を結び上げた状態では遠目には袋帯と区別しにくい。錦などでも仕立てられ、外出着や略礼装にも用いられる。形状から、袋帯と比べると帯結びの自由度は低い。着用時のお太鼓は、一重太鼓。」
●ぜんまい糸は、次のようにしてぜんまいから作られます。
 「山奥深くひっそりと自然の恵みに育まれたぜんまい...このぜんまいの綿といわれる繊維の部分を丁寧にとりわけ、真綿糸に撚り込んだ糸がぜんまい糸です。この帯は貴重なぜんまい糸を緯糸に使用して、素朴な味わいを織り出した紬です。ぜんまいは保湿性や防水性に優れている上に、 わた自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。他の着物にも虫がつかないことより、ぜんまい紬は古くから大切にされてきました。そんな古からの自然の温もりをお楽しみいただきたい逸品です。自然に生息したぜんまいを使用しています。」
 私には、ぜんまい糸から織られる「自然布」があることが、驚きでした。
写真にてご紹介いたします。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
裂き織り工房ポンテ http://tesigotosenka.com/ponte.html
名古屋帯(ぜんまい糸) ¥96,800
 (布)ぜんまい糸・紬
 横380cm×巾30cm
 ■商品コード  T-06201■
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機能的な「こぎん刺」のトートバッグ

 今回は、下野・会津・津軽 手仕事専科こぎん刺」から、トートバッグをご紹介いたします。
男性で女性への細やかなプレゼントに気を使ったことがないところから、機能的なトートバッグの良さをつい最近まで知りませんでした。津軽裂き織の中に当然「トートバッグ」があり、とても人気ですよとも伺っておりましたので、女性陣には、その使い勝手から人気があるものと知っておりました。
 手仕事専科のバッグから、「こぎん刺」と「津軽裂き織」をご紹介いたします。

・トートバッグ            ¥20,000
 横48cm×巾8cm×丈27cm
 (内P)横10cm×丈10cm 携帯袋あり
 (内ファスナー)横20cm×丈16cm  
 ■商品コード T-09099-3■

・バッグ(横縞/市松) ¥30,000
 (布)木綿
横40cm×丈29cm×まち10cm
 ■商品コード  T-06302■
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「お薦めのこぎん刺シリーズ」書類入

  今回、仕入れてきた下野・会津・津軽 手仕事専科の「こぎん刺」は、お気に入りの商品が沢山ございました。小物雑貨ではなく、本格的に刺してつくられている作品です。それらのいくつかを「お薦めのこぎん刺シリーズとして、ご紹介したいと思います。
 
 今回は、書類入れです。サイズは、ちょっと持ち歩くにも見た目の美しさや機能性などお洒落なバッグと言えます。2種類あり、女性向きのソフトで艶やかなものとビジネスで男性にもお使え頂けるようなものとございます。私好みですが、ご覧ください。
・書類入(小)A 5種 ¥10,000  
 横26cm×巾3cm×丈16cm
 (内P)横14cm×丈7cm
 ■商品コード T-09084-1~T-09084-5■
・書類入(小)B 5種    ¥14,700  
 横26cm×巾3cm×丈16cm
 (内P)横14cm×丈7cm
 ■商品コード T-09085-1~T-09085-5■
 
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「お薦めのこぎん刺シリーズ」小袋

 今回、仕入れてきた下野・会津・津軽 手仕事専科の「こぎん刺」は、お気に入りの商品が沢山ございました。小物雑貨ではなく、本格的に刺してつくられている作品です。それらのいくつかを「お薦めのこぎん刺シリーズとして、ご紹介したいと思います。
 
 今回は、小袋です。サイズは、ちょっと持ち歩くにも見た目の美しさ、内布のお洒落さなど、私好みです。ご覧ください。
・小袋(大) 5種類    ¥5,000
 横23cm×巾3cm×丈30cm

 ■商品コード T-09087-1~T+09087-5■
 
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2011年7月30日土曜日

人気の「あけび蔓細工」が、35種類登場!

 「下野・会津・津軽 手仕事専科」では、伝統的食品として、11工房をアップしたのですが、6月その打合せで津軽を訪ねましたが、その折に弘前の「宮本工芸」を訪ねました。

 いつも武田店長はじめスタッフの方々が、和気あいあいと仕事をされているのですが、今回も楽しい時間を過ごしてまいりました。いつも訪問するときは、あけび蔓のご注文が入っており、宮本工芸の訪問は、縁起が良いことになっています。先の訪問では、10いくつかの作品の写真を撮影して参りましたが、その都度にご注文が増えてゆきます。今回は、気にいったものを20数点選りすぐりました。

 ご注文を頂く際にいつも思うのですが、求められる方々は、本当に通の方々で、すでに宮本工芸の商品の良さは、十分にご存知の方々ばかりです。ご家族の方々が、すでにご愛用者で、次にこれをというように計画的に求めておられます。
 その皆様のご要望にお応えできるように美しい形のあけび蔓を写真に撮影して参りました。すでに、バッグ写真が35品になっています。その中から、気にいっているいくつかをご紹介いたします。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
(有)宮本工芸 http://tesigotosenka.com/akebituru.html
・BA薄型巻手 ¥19,000
 横27cm×巾12cm×高21cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15028■
薄型二本並編弓手  ¥13,200
 横31cm×巾12cm×高12cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15030■

(現在廃番)
妻胴張善ホラ編(大) ¥23,000
 横40cm×巾18cm×高30cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15032■
9寸胴張小松編弓手  ¥17,000
 横31cm×巾17cm×高20cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15033■
細目こだし編ロータイプ(小)  ¥20,000
 横28cm×巾10.5cm×高14cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15043■
B小松編巻手ロータイプH12    ¥95,000
 「真」巾着付 
 横31cm×巾11cm×高12cm
 材 山ぶどう
 ■商品コード T-15048■
BA乱れ編みロータイプ小 ¥25,200
 横35cm×巾11cm×高18cm
 材 あけび蔓
 ■商品コード T-15025■
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2011年7月27日水曜日

津軽こぎん刺・人気の「数寄屋袋」!

 今日は、「下野・会津・津軽 手仕事専科弘前こぎん研究所の人気商品から「数寄屋袋」をご紹介します。
 「数寄屋袋」とは、本来、お茶会やお稽古に行くときに、お道具(ふくさ・懐紙・扇子など)を入れるための袋ですが、お茶をされていない方にもちょっとしたものを携帯するには丁度良い大きさです。大きなバックの時にも、財布・携帯・ハンカチなどを入れておくと、必要な時にあわてず出す事が出来る上に、バッグの中がすっきりします。弘前こぎん研究所の須藤店長さんの話では、関西では、この「数寄屋袋」が、若い女性の間でとても人気ですよと仰られていました。デザインが、古風な印象を与えますが、バッグの機能性と形の品格とが、人気の秘密と思います。
 「数寄屋袋」を写真でご紹介いたします。
手仕事専科     http://tesigotosenka.com
弘前こぎん研究所 http://tesigotosenka.com/koginsasihtml.html
 
・数寄屋袋B                ¥9,000
 横20cm×巾2.5cm×丈15cm

 (ひろ)40cm 
 ■商品コード T-09098-1~5■
 
数寄屋袋B   ¥9,000
 横20cm×巾2.5cm×丈15cm

 (ひろ)40cm
 
 ■商品コード T-09098-1■
 

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2011年7月26日火曜日

「東北支援-津軽フェア」開催!

 東北支援という言葉をずい分と聞きますが、未曾有の惨事を目の前にして為す術をもたないのが、現実です。3月以降も「下野・会津・津軽 手仕事専科」ネットショップの売れ行きは、かわることなく続いておりました。6月には、夏を迎えてでしょうか、従来以上に盛況だったように思います。

 ただ、2月8月が、商売上の落ち込みのある季節となりますが、7月以降は、影響を受けて来ているのを感じています。「下野・会津・津軽 手仕事専科」では、オンリーワンの商品・工房が人気を博しております。特に津軽の「あけび蔓細工」「BUNACO」「津軽こぎん刺」といったところが、御三家と言えるでしょうか。また、オンリーワンでは、山刀の「二唐刃物鍛造所」さんが、特徴的ですが、平和な現代にあっては、サバイバルや渓流釣り、アウトドア的な活動が、落ち着いてきたせいでしょうか、なかなかご注文までには、至らないようです。

  大震災の3月11日には、弘前におり大震災を体験いたしました。1日以上の停電と電波障害というのか、音信不通や停電のために被害状況をワンセグのカーテレビで拝見いたしました。日本人全員が感じた悲しいまでに人力の人知の無力さを体験いたしました。
 津軽では、大先輩といえる「暮らしのクラフトゆずりは」が、ございます。この「手仕事専科のブログ」で訪問したことを書いていますが、大震災以降、人が動かない状態にあります。みちのくの地に人が、来られていないのが、実情です。

 今日、津軽金山焼の「金山焼だより手づくり7月5日号」が、届きました。6月19日~一週間ほど、弘前を訪ねて、金山焼さんも訪ねて、たくさんの商品写真を撮影して参りました。まだ、ページ上にはアップ出来ておりませんが、焼締めのすばらしい作品です。付き合うほどに焼締めのすばらしさを体験しております。近々、アップできるかと思っております。

 今回は、「東北支援-津軽フェア」開催!を行います。
BUNACO」「あけび蔓細工」「津軽打ち刃物」の工房商品の¥10,000以上お買い求めの金額の10%を「津軽こぎん刺」の商品から、プレゼントすることにいたしました。
 期間は、2011.07.25~2011.10.31です。
 詳細は、「手仕事専科のイベント」に掲載されておりますが、ぜひ、ご参加いただければと存じます。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
                                                      BUNACO



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きびがら工房が、アップになりました。

 この度、鹿沼市にある「きびがら工房」の作品を「下野・会津・津軽 手仕事専科」で取扱うことになりました。今年の年明けから、お話をさせていただいておりましたが、やっと念願の「きびがら細工」をご紹介することが出来ます。

 きびがら細工は、数年前に他界された青木行雄さんの創作による民芸ですが、その作品の精度の高さや美しさから、古くから伝わる伝統的民芸と思われがちですが、そうではありませんでした。青木行雄さんご自身は、ご自分一代限りの創作民芸と思われていたようですが、5年ほど前にお孫さんの丸山早苗さんが、技術を継承することになったそうです。とても喜ばれて、技術を教えられて、5年間は、修行に励むことを約束されたと言います。ちょうど、今年の6月が、修行から明けて、販売が可能となる期日になります。そのようなことで、手仕事専科で販売することが可能となったわけです。これも、縁とおもい襟を正す気持ちでおります。

 私自身は、30数年前に下野手仕事会とのお付き合いから青木行雄さんを知り、そして、那須ビューホテルの売店商品や正月の干支プレゼントでもお付き合いがございました。青木行雄さんは、温和な方ですが、職人としての考え方を厳しいまでも確りと持ち合わせた方でした。

 ご家族の方から、箒作り職人からきびがら細工を始めた頃のお話を伺いますと、当初は、知名度がないところから、なかなか観光地の売店では、置いて戴くことができなかったようで、御苦労なされたようです。が、那須高原の民芸みちのくの藤田和助さんには、随分とご贔屓にしていただいたということでした。藤田さんは、民芸品の蒐集では、東西きっての第一人者と言える方でしょうか。その民芸に対する愛情は、感動を覚えるところです。

 自分が、津軽や会津のホテル業務で、那須を離れてからは、青木さんへの行き来はなかったのですが、今回のお孫さんの丸山早苗さんの作品は、DNAというのでしょうか、また、門前の小僧習わぬ経を読むというのでしょうか、技術的には、まだ青木行雄さんの域ではありませんが、素適な作品を作られています。物心ついてからは、行雄さんの工房が、遊び場だったと言います。必ず、創造的なすばらしいきびがら細工の作品を作られるものと確信しております。主婦であり、母であり、職人であり、それは大変なことかと思いますが、大きく成長されてゆかれるものと存じます。
簡単なきびがら細工の干支をご紹介いたします。
※手仕事専科では、きびがら細工をお取扱いしておりません。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
 
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