2011年4月30日土曜日

宮染「てぬぐい」暖簾のお薦め

 先日、注染の宮染「中川染物工場」さんからお借りしておりました手ぬぐいの写真撮りをしておりましたが、その中に独特のデザインのものがありました。ジーンズに似あう手ぬぐいを藍染日下田藍染工房からお薦めもしておりますが、今回、宮染手ぬぐいの雰囲気ある「暖簾」作りをお薦めいたします。写真でお薦めいたしますので、ご覧ください。
手仕事専科 http://tesigotoesnka.com
中川染工場 http://tesigotosenka.com/miyazome.html
日下田藍染工房 http://tesigotosenka.com/aizome.html
バラの図柄
牡丹の図柄
黒地に赤だるま
梟(ふくろう)の図柄
【暖簾の提案】
①手ぬぐい自体が、暖簾幅(34cm~37cm)ですので、2枚~3枚と横につなぐことで、簡単に暖簾に作ることが出来ます。
②縫い代を取る場合には、縫い代の幅だけ約2cm×枚数が狭くなるので、戸一枚分の幅(90cm)ですと、3枚の手ぬぐいが、表戸むきには、適当でしょう。
③縫い代を取らない場合には、クロス縫いで繋ぎますので、縫い代は不要となります。
 その際には、2枚で約70cm~75cm程度の幅になるでしょう。
④手ぬぐいの選定は、好みの図柄ですが、細かなものは、幾枚も連ねても似合いますが、インパクトに欠けるでしょうか。
⑤大柄の物は、暖簾には、良く似合うと思います。
 インパクトが強すぎる場合には、一枚を中央に置き、同じ色地の物を両サイドに合わせるとよいでしょう。

【暖簾の目安寸法】
縦)   手ぬぐいのながさ(約100cm)-(棒を通すところ5cm+縫い代3cm)
 横)   手ぬぐいの幅(36~37cm)-縫い代4cm
①縫い代は、周り1cmで2回折るので横の寸法では2cm×両側分で4cmです。
 中央を2回折らずに端を使います。中央は1回しか折らないので、1cm少なく、3cmです。
②二枚を中表に合わせて、中央部分のつなぎ目を縫う。長い辺の、上から36cm。
③縫った部分を開いて、1cmの幅でで2回折って縫います。
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