2010年11月4日木曜日

宮染「中川染工場」を訪ねました。

 今日は、宇都宮市内錦町にある下野・会津・津軽 手仕事専科でも取り扱っている「宮染・中川染工場」の専務にご挨拶に伺いました。
 注染の江戸てぬぐいや江戸浴衣を染められている工場ですが、晩秋を迎えてどうしているかもあって、伺いました。ちょうど事務所には、専務がお一人で、事務の手を休めて、お話が出来ました。外には男性従業員達がペンキ塗りの最中で、今日、明日と工場の屋根や干場の櫓の補修のペンキ塗りを行うという事でした。女性スタッフは、ひとりも見当たらずにお休みでしょうか。
 冬を迎えて一段落、秋の風物詩の印象を受けました。

 現在は、「宮染」は、江戸浴衣・手拭として、都内のお店や専門店のネットで紹介されていますが、手仕事専科では、夏以降の登場でしたので、これからは、若い女性の方々向けに人気商品になると思っています。手ぬぐいや浴衣は、時期的には、夏向けの商品でもあり、現在は、上棟式やお祭りなどの名いり手ぬぐいが、需要です。
 過去に撮影した「宮染・中川染工場」を写真にてご紹介します。
 ㈱中川染工場
 〒321-0967 栃木県宇都宮市錦1丁目562

●画像をクリックすると拡大します。
●中川染工場の「てぬぐい」は、
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
宮染中川染工場 http://tesigotosenka.com/miyazome.html
染には、欠かせない豊富な水量の「田川」。
現在は、環境保全から地下水を使っています。

染の工程が終わった「伊勢型紙」
水に浸して糊をおとして使います。
中川専務さんです。
「江戸ゆかた」の反物の脇で。

1mごとの折り返しの作業を終えた手拭の布。
これから、ハサミで1枚ずつ裁断されます。
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