2017年11月16日木曜日

3年待ちの南部箒・高倉工芸

先日、高倉工芸の高倉清勝さんから、「やっと御注文の待機が解消できつつあります!」とのご連絡が入りました。手仕事専科高倉工芸は、数年前にTV東京の所じょーじの番組で紹介されてから、3年待ちとなっていました。箒もろこしの作付などやデパートの催事などの改善から、前回の納品から、半年くらいまで、納期が縮まっていました。
何れにせよ、御注文を思い立った方に3年待ちは、覚悟が必要になります。
事情をご存知の方には、それでも「待ちます!」と仰っていただけるのですが、当方としては、恐縮ものです。
しかし、これからも、御注文から、3年待ちで受け続けるようです。
沢山の方に高倉工芸南部箒の素晴らしさを伝えられるかと思います。
嬉しいことです。
当サイト「手仕事専科」では、人気の工房は、受注生産(制作)状態です。
典型は、工房間方マタタビ米研ぎ笊です。
メディアは、和のブームから、こぞってご紹介してくれるのですが、限りのある自然素材(マタタビの枝)ですので、1年分が持ちません。晩秋の採集まで、お待ち頂き、それから、寒ざらしとなりますので、2月、3月の納品です。
制作する翁の高齢化、材料の枯渇化などから、暫くは、半年~1年先の納品となります。
工房間方では、しばらくこの状況が続くでしょうか。
その名も菅家藤一氏。
その朴訥な性格から
工房間方の方々のじっちゃんばっちゃんの
お世話をされています。
その職人魂は、奥三島・間方に
育ったものと思います。
・マタタビ米研ぎ笊 中 ¥7,500
 径24~26cm×高15cm (2~3合炊き用)
 材 マタタビ ■商品コード A-21202■       

     注文(メール)
津軽の物も同様です。
(有)宮本工芸山ぶどう皮網代編手提巻手は、6年先の納品で、今でも変わりません。今は、2012年のご注文を届けています。
山ぶどう皮は、採集してしまうと全くなくなります。次がありません。
あけび蔓は、毎年芽吹いた地に這う蔓です。来年も同じところに生えています。その意味では、安心ですが、山ぶどう皮は、山の地力ともいえる山ぶどう皮を毎年必要なだけ産む力を残して置くことになります。編み手も制作量も増やしません。
宮本工芸という職人集団の自然を育む知恵です。
制作集の三上さん
私の中では、現代の名工に匹敵する方。
本物を造る方です。
・網代編手提巻手              ¥220,000  横33cm×巾12cm×高25cm
 材 山ぶどう(2分巾)
 ■商品コード T-15019■          
注文(メール)
経済一辺倒の時代には、海外から仕入れて、枯渇することも厭わずに作り手の職人を増やして、対応したでしょうが、そうではありません。 
明治時代に会津本郷焼は、パリ万博でグランプリをとりました。
悲しいかな、その後の日本製品は、全て会津焼として、粗製乱造でした。あっと言う間にその「会津焼」の「ブランド」は、なくなりました。悲しい過去です。

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2017年10月11日水曜日

職人の血-日本人のDNA

手仕事専科は、日本の伝統工芸品を対象にスタートしました。
当初は、下野手仕事会の人々、さらに、津軽の弘前工芸協会、会津の漆器や起上り小法師の民芸品の方々でした。
しかし、進むうちに対象は、広がり、伝統的なも食品に、そして、美術工芸の作家にまでになりました。
これらの物に美しさや作る面白さに興味を感じたからかと思います。

私の先祖は、明治時代に今の地(伊王野村字稲沢小字善棚)に富山県の砺波地方から移住してきました。
私の兄で5代目となります。
曾祖父は、学芸に秀でていた方で、兄弟には優秀な方がいたようです。
また、祖父は、実直で働き者でした。
こつこつと働き、小作だった田畑を買い取り、村一番の米の供出になったといいます。
父は、体が弱くあまり体を使うことは得意ではなかったようですが、山っ気が強く、父の代で全てを失いました。
祖母の血かもしれません。
学問では、秀でていたのですが、経営の知識を持ちませんでした。
素晴しい友人たちに恵まれていましたので、環境としては、悪くはなかったと思いますが、山師の血が強かったようです。

那須五峰
茶臼岳が、勇壮です。
今年の夏に久々に集いました。
私の兄弟6人です。
お互いに年を取りました。
私のDNAは、父と祖父からのもののようです。
こつこつと物事を進めます。
ホテル業でもそうでした。
成功を夢見て企画立案は、得意でした。
(山師の血でしょうか)
しかし、こつこつと物事を進めました。
PCも「とぴい企画」もこつこつの結果です。
趣味のテニスや水泳、スキー、現在の社交ダンスや書道もこつこつです。
おさんどんもそうです。
妻の代わりにつくる三度の料理は、得意です。
(山っ気のせいか残念ながら、全てプロの技量には届きません)

グローバル化した世界では、物を作る第一次~二次・三次産業では、日本人は、得意分野です。
しかし、第四次産業は、不得手のようです。
世界の金融世界では、ユダヤ人のDNAには、敵わないようです。
70億人の住める地球号では、経済や武力での覇権(力)が、一番の要素かも知れません。
しかし、私は、違うように感じています。
アメリカのトランプ大統領は、経済の成功者でしょう。
しかし、何と愚かな人物かと思えてなりません。
金綺羅の生活が、趣味の人間です。
「愛」を説くとは思っていませんでしたが、70億人の棲める地球号では、この「愛」の能力が、一番のように思います。
同時に美しさを愛でることのできる才能は、それに繋がります。
甘露のよろこびです。
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2017年10月10日火曜日

洋画家「片桐剛」のご紹介

手仕事専科には、美術工芸の頁が御座います。
すでに6人の作家の方をご紹介することになっていますが、遅れておりました。
先には、染色作家の高久可奈子さん、現代津軽こぎん作家貴田洋子氏をご紹介していますが、今回、洋画家片桐剛氏をご紹介します。
まだ、若手の洋画家ですが、しっかりと画家の道を歩かれています。
まず、彼の作品を見てください。
洋画家 片桐剛
http://www.geocities.jp/hwfhb259/tuyosikatagiri.html
予感  
技法・素材 板、紙、油彩
 作品サイズ(縦×横)
 
318×410㎜(F6号)
 額込サイズ
 
498×590㎜
 ■作品コード AC-02008■
 
技法・素材 板、油彩
 作品サイズ(縦×横)
 
455×652㎜(M15号)
 額込サイズ
 
655×852㎜
 ■作品コード AC-02007■
[片桐 剛 略歴]
1980年 栃木県生まれ
2007年 文星芸術大学油画専攻卒業
『受賞』
2003年 ふるさとの風景展 奨励賞受賞
2004年 栃木県芸術祭 奨励賞受賞
2006年 栃木の5月の美術展 作家賞受賞
芸術空間展 銀賞受賞
2007年 卒業制作展 奨励賞受賞
2008年 第7回宇都宮エスペール賞受賞
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2017年9月24日日曜日

職人冥利の修理依頼-日光下駄・倉田工房

先日、1年程前に手仕事専科より、お求めいただいた日光下駄(倉田工房)の修理依頼が、御座いました。
草履型の男物でした。
「随分と履かれたのでしょうね!!」
すっかりと草履底のゴムがなくなり、鼻緒も伸びてしまい、甲に当たるところも摩り減っていました。
倉田監さんに言わせると「もう少し早い段階で、鼻緒を締直していると違うのですが。」ということでした。
鼻緒が伸びているのは、重心を踵に置かずに親指に置くからだそうです。
下駄は、後ろ重心で鼻緒を突っかけるように履くのがコツです。
別珍の布地は、剥がしてその上に新しい別珍を巻くことになります。
幸い竹皮の部分は、親指のところが摩耗していましたが、何とかそのままで取り付けられそうでした。
今回の修理は、台木交換と草履を台木から外して、鼻緒を差し替えることで出来るものでした。
一週間ほど、お時間を頂戴して、修理いたしました。
倉田さんも言っていましたが、これまでに履かれた方は、初めてだそうです。
職人冥利に尽きると言えるのでしょうか。

修理には、修理代金の外に往復の送料とが、掛かります。新品程の価格にはなりませんが、使い捨ての時代には、新しいものに買い替えても不思議ではなかったように思います。
次回は、履くことで修理の効かない竹皮の痛みが進むと新しいものと差し替えるようです。
手仕事品に愛着を持って、お使いいただけることに感謝いたします。
そして、修理して使えるものは、修理して使い、その上で新しいものに替えることです。
勿体ないの気持ちは、このようなことなのかと思います。
これらのことは、手仕事専科の「和美との生活」のテーマです。
持ち込まれた日光下駄
鼻緒が伸びています。
しかし、竹皮の草履部分は、
使えそうです。
桐の台木とゴム底が完璧に
摩り減っていました。
差し替えるしかありません。
台木の交換です。
台木を差し替えて、竹皮の草履部分を
取付ました。
鼻緒もかつての別珍の黒布で
巻き付けました。
もう暫くは、履けるようになりました。
最近、妻が体調が悪く、勝手仕事などが、難しくなりました。代って、自分が、調理をするのですが、その台所のゴミの多さに驚きます。
かつて、資源を大切にということで、4R(1.Refuse(リフューズ)・2.Reduce(リデュース)・3.Reuse(リユース)・4.Recycle(リサイクル))が、叫ばれていました。しかし、私たち国民は、資源の大切さよりも利便性を選択しています。
自分が、20代にヨーロッパを旅した時には、スーパーの有り様が、アメリカナイズされておらず、果物や野菜を包むのは、新聞紙でした。同様にドリンクもreturnableの蓋付の1L瓶だったのを覚えています。「ヨーロッパは遅れているな」と思ったものです。しかし、今思うと未熟でした。
私たちは、「生活が一番」ではなく、「次代に何を残すのか。」「未来の子どもたちに何を引き継ぐのか」を問うべきだと思います。
インディオのことばに「自然は、未来の子どもたちからの預かりもの」が、有ると聞きます。
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2017年9月15日金曜日

日展作品に取り組む貴田洋子氏をたずねて

先日、東京にでた折に現代津軽こぎん刺作家貴田洋子さんを所沢・航空公園にあるアトリエに訪ねました。
彼女は、日展制作に意欲的でした。
手仕事専科に美術工芸作家の紹介頁を創ったのも彼女の力が大きいと感じています。
他にも幾人かの作家の方を掲載する予定ですが、美術工芸は、土地との因縁が欠かせないようです。
アートに対するDNAは、突然変異で生れることはないのです。
彼女のこぎん刺しに向かう情念が、色使いや八咫烏(やたがらす)の飛翔に現れています。
今回の作品から「華もどこ」という刺し方が、生まれました。
貴田洋子氏は、従来、もどこ(文様)は、次の基本で刺しています。
・花こ
・結び花
・豆こ
・かちゃらず
・石畳
ですが、「華もどこ」は、それらの集合的な刺しから生まれる凹凸の文様です。
貴田洋子氏は、それを「華もどこ」となづけました。
こぎんを刺す方には、そのことが分かるかと思います。
今回の作品名は、「津軽・ふるさと華の舞」(仮称)だといいます。
作品は、まだ完成していないようです。
完成したその時に決めるといっていました。
晴れて、日展にご入選されて、国立新美術館で拝見したいと思います。
後日、仮称だった作品名が、決まりました。
・津軽古布(コギン)・赫きの舞(つがるこぎん・かがやきのまい)
今年の日展の入選を楽しみにしています。

現代こぎん刺し作家
貴田洋子氏
「華もどこ」意匠
いろいろな刺し文様が、あわさって、
凹凸が見えます。連続のもどことはことなる
意匠です。
こちらの色だけ、異なりました。
木綿をほぐして、その糸を使い
刺したといいます。
面白い風合いが楽しめるようです。
八咫烏が飛翔しています。
不思議な鳥です。
津軽ににあう鳥です。
高層のアトリエからは、スカイツリーや遠くに富士山が見えます。
お忙しい中、あまりお邪魔しないようにしていましたが、あっという間のたのしい時間を過ごしてきました。
驚いたことが一つありました。
私の話す社交ダンスの修練と書道のコツが、経験を持たない貴田洋子氏にわかるのです。
まるで、社交ダンスの経験を持つようでした。
芸術に秀でる方の感性は、同じなのかもしれません。

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今回の日展要項は、
・改組新第4回(平成29年度)日本美術展覧会
・会期 平成29年11月3日(金)~12月10日(日)
     午前10時~午後6時
     (毎週火曜日休館)
・会場 国立新美術館
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2017年8月28日月曜日

作り手と売る人の違い---VOL.1

今朝は、手仕事専科の所以を考えていました。
2010.04.08が、㈱とぴい企画の設立日になります。
母の誕生日を設立日にしました。

2009年12月に長年勤めた日本ビューホテル(株)を退社し、二度とホテル業には戻るまいと思っていました。日本ビューホテル(株)は、旅館業からスタートした中堅ホテルグループです。箭内源典が那須温泉の一旅館から、その創意工夫で一大ホテルグループ仕立てた企業です。
自分は、箭内原典を尊敬しそのホテルマンとしての精神を学び業務に取り組んできました。
しかし、バブルの崩壊とともに経営の失敗から民事再生法の適用となり、みずほ銀行の傘下になりました。
銀行管理は、私たちの学んだものではなく経営指標を第一にします。そこには、お客様への奉仕のこころは、必要ではなくなったのです。
また、ホテル業は、トップに立つ人の色で180度変ってしまいます。
伝統は、継続されません。
那須ビューホテルの外観
今はもうこの姿を見ることはありません。
一世風靡のリゾートホテルでした。
ホテルマン時代のスナップ
福島県のいわき市からすてきなお客様が、
訪ねてきてくれました。
福島原発事故で
大きな影響を受けました。
青森県の一施設で7年間関わりました。
自分の学んだ経営哲学と手法で、驚異的な実績を残しました。
しかし、私たちがそこを離れて、数年で売上が、半分になりました。
行政がそれを望んだのです。
ステイクホルダーといいますが、彼らは第3セクターの経営に理事として関わりますが、責任を取りません。
星と森のロマントピアそうま
白鳥座の外観
もう20年前になります。
施設の一部
スキー場です。
シーズンには、毎夜、2時間ほど滑っていました。
オリンピック、ワールドカップに参加の選手が
たくさん育ったゲレンデです。
福島県滝根町のあぶくま洞です。
羽鳥湖高原レジーナの森
アトリオ
すばらしいリゾートです。

そのような折にホテルマン時代にかかわりのあったモノづくりの職人の方々の商品をwebciteでご紹介しようと思いついたのです。
ホームページビルダーという、PCプログラムを知らなくとも、webciteが作れるらしいとの情報からです。思いついて、製作スケジュールから4月8日を会社の設立日にしたわけです。
手仕事専科は、何とか間に合いました。

それから、7年が経過し、第8期に突入しています。
仕事や経験によるでしょうが、ひとはそして、人としての権利は、平等ですが、そのもつ才能は、異なります。
天才もいれば、凡庸な愚鈍なひとも大勢います。
大学無償化といった政策を掲げている政党を見ると何も知らない愚かな大衆と政治家を想わざるを得ません。
経済最優先の時代では、稼げるひとと無縁のひととがいます。それは、能力の差であり、努力の差です。しかし、ひととしての人権は、平等です。
社会は、いろいろの人々で成り立っています。ものを作る人、創る人、販売する人、消費する人、・・・・。

ホテルマン時代に人の能力については、面白い経験をしました。
青森の施設で、いやというほどの経験です。
ホテル経営の哲学です。
すばらしいスタッフは、適性のあるものを採用することが、第一だということです。
教育は、その後の策(二の次)です。
同時に相反する哲学ですが、適性のある者が、必ずしもホテルを担うスタッフになるとは限らないということです。
レストランのスタッフとして器用で簡単にメニューもサービス内容も覚えてしまう素晴らしい新人が居ます。
当然すばらしいホテルスタッフとして育つことを期待します。
片方には、何をやっても鈍で、いつも怒鳴られている新人がいました。
誰も期待していません。
しかし、数年後にその施設を訪ねるとその鈍だった彼が、レストランのリーダーとして、活き活きとして仕切っていました。
一方、期待していた彼はどうなったかというとすぐに辞めていっていたのです。
彼には、その職場が魅力的ではなかったのです。
一面的に人を見、評価することは、正しくはありません。
多彩な多様化を人の評価に見るべきだと思います。

職人と私との関わりでは、まさにそのことが第一の条件です。
彼らは、作ることに長けています。
しかし、販売すること、市場の動向やニーズ等、そして、接客やサービスは、不得手です。
一方、販売する者の関心は、如何に販売するかです。
私は、器用です。
すぐに作ることを真似ることはできるかもしれませんが、魅力は感じないでしょう。
手仕事品(商品)の面白さ、素晴しさを理解できる者が、この素晴らしいものをいかに多くの方に知ってもらいそれを手に入れることで幸せを満喫してもらうかです。
私には、その想いがありました。
ホテル業に従事したのは、その想いがあったからです。
お客様に喜んでもらう「奉仕の心」を持っていました。
私の知る祖父の代には、その心持がわが家の家風でした。
一向宗の富山県人の持つDNAだろうと思っています。
それが、私の知る手仕事です。
民窯(埴輪)
大塚はにわ店
残念ながら大塚明氏の御病気から、
暫くの間休業となります。
               
ひざまずく男の製作
大塚明氏
蒲生まゆみのハンカチ
何も知らずにこれらのハンカチを
作りました。
彼女の素晴らしいデザインに惚れ込みました。
独特のデザインです。
ハンカチを作ったのは、中川染工場です。
若い職人さんたちが、暑い工場の中で
黙々と作業に励んでいます。
型紙に糊漬けの作業です。
(有)宮本工芸
人気の網代編手提巻手
手篭です。
幻と云えるほどの商品です。
2010年には、既に6年待ちの人気でした。
(有)宮本工芸では、幾人かの方が網代編手提巻手
作りますが、彼の作品が一番多いでしょうか。
すばらしい芸術品と言えるものです。
職人も販売する者もひとです。
理想的な人間関係がつねに作れるとは限りませんが、お互いを尊敬しモノづくりに愛着を持ちその普及に心掛ける心があれば、そのものを愛する人々に繋ぐことが出来るものと思います。
手仕事の三角関係のスパイラルが、より大きくなることを願っています。

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2017年8月15日火曜日

工房間方に菅家藤一さんを訪ねて

昨日、喜多方市塩川の農泊花菜をあとにして、奥三島の間方に菅家藤一さんを訪ねました。
菅家藤一さんは、手仕事専科・工房間方のまとめ役ですが、たいへんお忙しい方です。長年つとめた役場を退職した後は、奥会津編組細工に関わり地域の幹事役として活動されています。
昨日お会いしたら、作り手の後継者が育ってきたと喜んでおられました。山ぶどう皮の小篭やマタタビの細工、代表的なものは、米研ぎ笊ですが、嬉しい限りです。
奥三島の編組細工の技能継承は、長年の取り組みになるのでしょうが、成功されているといいます。全国工人祭りが有名ですが、出展者も全国規模になり、当日の生活館での販売では、ひとり1品の購入に限られるのですが、商品がすぐになくなるほどです。

お忙しいところ、時間取ってくれました。
お訪ねした理由は、昨年に人気になったマタタビ米研ぎ笊の製作の件です。昨年からいく度もTV放映された関係から、御注文が増えに増えてしまい、製作が追い付かなくなってしまったからです。工房間方の作り手は、70歳から90歳の方々です。家の手伝い仕事もあり、高齢からの手足の疲労や故障もあります。ご注文があっても無理強いは出来ないのが通りです。
当初は、1~2カ月で出来ると見ていたのですが、はや半年が過ぎてしまいました。お客様にとっては、待つにも限度があると思われていると思いますが、作り上がってこないことには、致し方ありません。
お詫びするだけになります。
今後のご注文は、半年から1年先でお待ち頂けるのであれば、何とか作れるでしょうと仰っていただきました。

お盆の忙しい時期でしたが、
お待ちしてくれました。
役場を退職した後は、長年関わった
編組細工の技術継承に尽力されて、
毎日、後継者の育成と手篭などの製作、
TVの出演以降は、講演などの依頼も引っ張りだこで
忙しいようです。
網代編み財布(2分幅)ですが、後継者もしっかりと
作れるようになったといいます。
左は、山ぶどうの節を使った乱れ編みの財布です。
持ち手が、折れてしまった山ぶどう皮の手篭。
折れてしまうのは、芯が入っていないからですが、
修理依頼になります。
 
二分幅の手篭。
底が丸みを帯びて特殊な飾り編みです。
山ぶどう皮は、2分幅が限度の幅といいます。
宮本工芸網代編手提巻手
二分幅が限度です。
後継者の作ったマタタビ米研ぎ笊
3~4合用(中)のサイズです。
後継者の作る笊ですが、最後の締めは、
菅家さんが行います。
1~2本継ぎ足す形で目の遊びを
なくします。
沢山の山ぶどう皮の準備が出来ました。
巾と厚みを揃えることが、準備になります。
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2017年8月9日水曜日

南極のオーロラと宇宙展(あぶくま洞)

今日は、あぶくま洞に数年ぶりで尋ねました。
すでに手仕事専科四季風景ブログであぶくま洞の鍾乳洞をご紹介しています。
かねての星の村天文台に大野台長を訪ねました。
ひと団体の子ども達と親子のグループがあり、賑わっていました。
お元気そうで何よりでしたが、かつてのスタッフと一緒に動き回っていました。
お話で「南極のオーロラと宇宙展」のご紹介があり、尋ねてみました。
驚き!!
すばらしい展示でした。
大野台長の素晴らしさを改めて認識しました。
写真に収めてきましたので、ご紹介します。

南極のオーロラと宇宙展
期間 平成29年7月29日(土)~8月31日(木)
開館時間/午前10:00~午後5:00(入館午後4:30まで)
第1会場/あぶくま洞天地人館
第2会場/田村市・星の村天文台
入場料/高校生以上:400円 中学生以下:無料
[あぶくま洞入洞券半券で半額]販売場所/天地人館
協力:国立極地研究所

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